☆徘徊模擬訓練☆

3月12日(日)13時15分より「徘徊模擬訓練in城西」を開催しました。城西公民館には「城西まちづくり協議会」福祉部会員を中心にした関係者が集合。

まずは事前研修を受けてから、模擬訓練エリアに出動となります。天気も良く、歩くにはちょうど良い気候です。地域の皆さんの普段の行いが、天気を呼んだみたいですね!

徘徊模擬訓練の内容

①徘徊役が城西地域を徘徊します。外出途中で徘徊役を見つけたら声かけをします。

②徘徊役へ声かけ後、津山市地域包括支援センターまで連絡します。

徘徊って何?

徘徊というのは認知症によって起こるひとつの症状です。

徘徊は「目的もなく動き回ること」という意味で解釈されていますが、認知症の方の徘徊のほとんどの場合は目的があります。私たちはその方の目的や思いを受け止めて支援しなければいけません。

さあ! 出発です。

城西地区の皆さんが、認知症を正しく理解でき、徘徊する方の気持ちに配慮して、見守りや優しい声かけをすることができるでしょうか。

支援が必要な方を早期に発見し、必要な支援につなげていきましょう。

具体的な対応・・・

まずは見守り、余裕をもって対応する

声をかける時は少人数で、後ろから声をかけない

相手に目線を合わせて相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

訓練(約50分)の後で、振り返りの意見交換会をしました。

「発見して声かけするのは出来ましたが、地域包括支援センターへ連絡する時、徘徊者がどんどん動いてしまうので、近所の方々の応援があると、連絡がし易い。」「積極的に挨拶したので、楽しかった」など、多くの意見と感想がでました。

徘徊役をされた方々の紹介と、徘徊役側の感想も聞く事ができました。

声掛けするときはは、急に近づいたり大きな声で話かけない。笑顔で「こんにちは」とあいさつしてみる。また「暖かくなりましたね」「お出かけですか」「何かお手伝いしましょうか」など、日常的にさりげない言葉で声かけをしてみることがポイントです。

ちょっとした見守りや声かけが認知症の方やその家族を支えます。