11日に城西公民館にて、防災防犯部会研修を兼ねての
「避難所運営ゲーム」を行ないました。
防災防犯部員以外の方も含め、60名の参加がありました。
アドバイザーとして、香川大学より磯打千雅子特命准教授、津山市危機管理室より中村隆義主任、また3名の防災の方にもお越しいただき、カードゲームを通して避難所運営について考えました。
髙須支部長の挨拶の後、まずは、熊本地震、新潟地震時の避難所の様子の話を聞きました。
続いて、神田防災士の指導の下、「HUG」というキッドを使っての避難所運営ゲームを行ないました。
参加者は真剣に話を聞きます。
「HUG」とは、避難所(ここでは小学校)に地区内外からいろいろな人が避難をしてくる中で起こる問題やトラブルなどを、グループで話し合いながら対応を考えていくゲームです。
子ども達も真剣に考えます。
避難所には車も入ってきますし、避難物資も届きます。トイレやお風呂の問題もありますし、病気の方や外国の方、ペットを連れた方、観光客なども避難してきます。
避難所となっている小学校も、授業再開の準備をしなければいけませんし、重要な書類のある部屋には避難できません。
そんな中で、住民が主体となって、受付や炊き出し、マスコミやボランティアへの対応をしなければなりません。
非常事態にできるだけの対応ができるよう、事前に地区内で考えておかなければいけない問題点や取り決めが次第に明確になってきました。
最後に各グループで出た意見を発表し合いました。
3時間の研修でしたが、まだまだ時間が足りないくらい、参加されたみなさんは真剣に白熱して取り組まれていました。
3.11にふさわしい、防災意識をさらに高める研修となったのではないでしょうか。
ご指導くださった先生方、参加されたみなさん、大変お疲れ様でした。
今後も引き続き、防災について大切に丁寧に考えていきたいと思います。